はじめに
今回は、サインコサインを含んだ等式の証明問題です。
等式の証明だけでも難しいのに、サインコサインも含まれていては、なにから手をつければわからなくなりますね…
サインコサインの処理をしつつ、等式の証明の型にはめる必要があります。
① サインコサインの処理の方法
② 等式の証明の型
この2つについてまとめていきます!
サインコサインの処理に必要な公式
等式の証明のポイント
の証明について
公式① か
の一方を変形して証明する ← 今回使用するパターン
公式② 両辺 をそれぞれ変形して証明する
公式③ 右辺を にして、
であることを証明する
公式① 一方を変更して証明するときのポイント
左辺を変形して、右辺に合わせる。
右辺左辺どちらを式変形するか迷ったら、
「複雑」な方を「単純」な方に合わせる。ことを意識しよう。
詳しくは、こちらをチェック!
問題
以下の等式を証明せよ。
答案の例
(左辺)
より
より
(右辺)
解説
左辺、右辺を見ると、より複雑な式は左辺だとわかる。
よって、左辺を変形させていく。
(左辺)
より
より
で約分
(右辺)
このように、三角比の相互関係を駆使しながら式変形し、一方の式を一方の式に合わせていく。
おわりに
今回は、サインコサインを含んだ等式の証明問題でした。
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